「わたし」を分かち合いたい。

智慧を生きる人。自由気ままに絵を描くように、その命で智慧を表現する。“智絵”の名の通りに生きる。

智慧の光

 

ものに、意味のないものと

意味のあるものとの二つがあるのではなく、

善いものと悪いものとの

二つがあるのでもない。

  

二つに分けるのは「人のはからい」である。

  

はからいを離れた智慧の光で

目の前を照らせば、

すべてはみな尊い意味をもつものになる。

  

わたしたちのルーツである、いのちの誕生。

その瞬間には、すべての意味は消え

そこには、ただ尊さだけがあるように感じる。

  

偏見分別のモノサシを超えて、

あたたかい何かを感じるとき

   

この世に存在するすべてのものは、

互いに大きなつながりの中に

存在しているのであって、

そこに価値の上下はない

という世界があらわれてくるのかもしれない。