2021-10-18 智慧の光 ものに、意味のないものと 意味のあるものとの二つがあるのではなく、 善いものと悪いものとの 二つがあるのでもない。 二つに分けるのは「人のはからい」である。 はからいを離れた智慧の光で 目の前を照らせば、 すべてはみな尊い意味をもつものになる。 わたしたちのルーツである、いのちの誕生。 その瞬間には、すべての意味は消え そこには、ただ尊さだけがあるように感じる。 偏見分別のモノサシを超えて、 あたたかい何かを感じるとき この世に存在するすべてのものは、 互いに大きなつながりの中に 存在しているのであって、 そこに価値の上下はない という世界があらわれてくるのかもしれない。