「わたし」を分かち合いたい。

智慧を生きる人。自由気ままに絵を描くように、その命で智慧を表現する。“智絵”の名の通りに生きる。

◆眼鏡

 

 

長年同じ眼鏡をかけ続けていると
その眼鏡が、あまりにも自分と一体化して

自分の一部みたいになってしまう。

 

 

その眼鏡が、たとえどれだけ曇っていたとしても、それをかけて自分や世界を見ることが普通になって、慣れているから

 

 

わたしなんて

世界なんて

人生なんて

そんなもんでしょ

 

みんなだってそんなもんだから

 

って、

 

自分をなんとか正当化して、なだめて

今の視野の曇り方に甘んじてしまう。

よりクリアに世界が見えるはずだという希望やクリアに世界をみたいという望みすら、いつしか諦めて持たなくなる。

 

 

眼鏡をかけているその目で、

幸せの眼鏡を探してもそりゃあ、見つかるもんも見つからない。

 

いったん目に眼鏡が張り付いてることを理解すること。
理解して、体感して、外してけばいい。

 


そしたら、どんどん視界がクリアになって
本当は最初から探すべき眼鏡なんて
どこにもなかったんだって気付いていくんだ。