わたしの身体と意識の変化
まさかね。
ここ一年間で、こんなにも食生活と意識が変わるとはおもってもみなかった。
特に食事に関する変化はすごい。
まるで、ヴィーガンじゃないか!と自分でつっこんでみる。
別に、ヴィーガンになろうと思ったことは一度もない。
ただ、その時その地点の“今”の心地よさを
大切にしていたら、気づいたら、こうなっていた。
心地よく変化していた。
意識から変わったのだろうか。
それとも、食事を通して身体が変わったのだろうか。
いや、きっと両方で。
その変化は、どちらからともなく、やんわりと、そして少しずつ。根底から変化してきた気がする。
何事も一気に変化させようと思わなくていい。
少しずつ。少しずつ。
その方がかえって、もう元に戻らない、戻れないのかもしれない。
食事は、本当に少しずつ変わってきた。
最初はただの好奇心で。
わたしは外食が好きだったから、「お家でも同じように美味しいものを食べれたらいいな!」という何とも食いしん坊な想いから始まった。
そんなこんなで、最初は、お店で食べて美味しかったものを家で再現できないか?と考えるようになった。
クックパッドにもお世話になって、美味しいレシピにも沢山出逢った。
ただ、そんな中、一つの問いが沸いた。
「美味しさはそのままで、材料をなるべく身体に負担の少ないものに変えれないかな?」
でた。ここでも食いしん坊根性!
自分で作ってみると、今まで何気なく食べてきたものの原料に、何がどのくらい使われていたかを、目の当たりにしてしまうのである。(最初は知らなければよかったとさえおもった。笑)
例えば、砂糖。
例えば、たっぷりのバター。生クリーム。
おおおお。そんなに入れるの?入れちゃうの、、、??!!美しいスイーツの裏には、こんなものが入っていたんだ、、。
何度驚いただろう。。
そりゃあ、食後、身体重たくなるわ!
眠くもなるわ!!!
わたしのような素人でも、誰が見てもそれは明らかだった。
牛乳やバター、生クリームをやめて
他のもので、代用できないか?▶︎ここで、豆乳など植物性のものに出会う!バターもやめて、ココナッツ油やなたね油にチェンジ。
砂糖は、もう少し量を減らして、身体に負担の少ないものに変えれないかな?▶︎ここで、みりんや甘酒に出会う!
まずは、自分の体の負担を減らすことにアンテナが立った。
効果は上々。まず、体感が違う。体が食後、以前より軽くなっている気がした。
かと言って、ガマンして、質素で不味いものを食べているような感覚もない。(ガッツポーズ!)
自分的には、大満足。
さらに。
塩や砂糖、しょうゆなどの基礎調味料や油の質、野菜や素材の「質」にもこだわるようになった。
同じものでも、質を変えることの大切さがわかった。
なぜなら、それだけでも随分、体質や欲するものが変わってきたから。
質の次は、量と頻度。
炒めものをすれば、ドバッと油をいれ、煮物を作るにも、ガバっと砂糖を入れていた私。(更にお菓子に油と砂糖をたくさん使ってた。。)
砂糖や油を何でもかんでも入れていたけれど、単純に使う頻度と量を減らした。
案外、減らしてもストレスはないことに驚いた。(きっと、味覚が変化してきていたのもあったけど、一番は、先人の皆さんが研究してくださった素晴らしいレシピ達のおかげ。ありがとうございます!)
それから、ご飯に雑穀や野草を入れたり、時々玄米を食べるようになって。(これが、うまいんだ。)
野菜は、一年中スーパーに並んでいるものではなく、なるべく自然な形でできた、季節の旬の野菜を食べたいと思うようになった。
旬のものを丸ごと、その季節に頂く美味しさと贅沢さと言ったら、もう。
なぜ、今まで気付かなかったんだろうか。。と悔やむくらい。
ますます欲するもの、美味しいと思うものが変わってきたところで、いよいよ、ついに!
あれだけ毎日食べてた、お肉をやめて、雑穀中心に変わったことは大きかった。
卵も、平飼いの有精卵をたまに頂くくらい。
お肉の代わりには、おじゃこや小魚、鯵や秋刀魚を少し。
お肉の代わりに大豆加工品にも出会った。(味覚を誤魔化したくないので、これは時々、お肉より負担の少ない嗜好品として食べる程度)
今では気づいたら、ほとんどお肉を食べない生活に。(といっても、断固食べないと決めているわけではないけど、なんか、ゆるくそんな感じになっている)
体重もゆるやかに、でも確実に、ここ一年で、8キロは減った。(けど、全くダイエットしている感がないことが不思議)
ここにきて、ヴィーガンの方の発信により、環境問題について知る。
なんと、ヴィーガンの人の中には、動物や環境の問題を考えて、菜食中心になる方もいるとか。
わたしは、全く知らなかったけれど、
自分のためにしていたことが、結果、地球や地球に住む他の動物の為にもなっていることに驚いた。
お肉をやめてよかったことに
食後すぐに、トイレに行くようになって、お通じが良くなったことがある。
お肌の調子も良くなって、理想的な体重になれたこともある。
でも、それ以上に、驚いたのは、精神面での変化。
「自分さえよければいい」という考えに
以前よりも違和感を覚えるようになり(以前は自覚さえしていなかったとおもう)、
これは自分を含めた宇宙にとって、地球にとって、本当にハッピーな選択なのか?
全体にとって、何が最善なのか?
を自然と考えるようになっていた。
(最近は、毎日自分が流す生活排水が気になって、洗剤やシャンプーを変えてみた。しかも、これまた髪の調子が良くなって、嬉しいことずくめ。)
というと、なんだか凄く仰々しい感じだけど、、
ごくごく自然にそう考えるようになった。
というより、「本来の自分の自然な感覚に戻った」というのが正しいのかもしれない。
自分よがりでも、犠牲的でもなく
自分はこの広大な宇宙の一部であり
自分の中にも広大な宇宙が広がっている
すべて繋がりあっていて、ひとつ。
だから、宇宙のことを思い遣るのは、自分を大切にしているのと同じ。
自分を思い遣るのは、宇宙を大切にしているのと同じ。
そんな感覚。
最近は、そんな不思議で、軽やかで
自分ひとりでこの世界を生きているのではないという、不思議な安心感に包まれながら、生きている。
食事を変えた方がいい
意識や精神性を高めた方がいい
もっと地球環境を考えた方がいい
ここでは、そんなことを言いたいわけではない。
そんなことはいくらでも言えるけれど
自分の過去に立ち返った時に、きっと当時のわたしは、その言葉を受け入れられなかっただろうな、とおもう。
だから、誰が何と言おうと、
今の心地よさを大切に。
今の心地よさを大切にしていくと、どんどんその心地よさは、更新されていく。
新しい、さらなる心地よさへ深まり、変化してく。
今の心地よさ、今の自分を大切にしていくことはきっと、宇宙や地球を大切にすることに繋がっていくよ。
そして、自分のペースでゆっくりと変化することって楽しいよ。
一気に変化させようと思わなくてよくて、自分にとって心地いいペースで、少しずつ。少しずつ。
変化することを楽しみながら生きていってね。
そんな応援メッセージを過去の自分(のような誰か?)に向けて、書いておこうとおもう。