「わたし」を分かち合いたい。

智慧を生きる人。自由気ままに絵を描くように、その命で智慧を表現する。“智絵”の名の通りに生きる。

 

 

幻想、つまり自分が相手に関して抱いている非合理に歪んだイメージを克服し、相手の現実の姿を見るためには、相手を、そして自分自身を、客観的に知る必要がある。

 

ある人間を客観的に知ったときにはじめて、

愛の行為を通じて、その人の究極の本質を知ることができるのである。


エーリッヒ・フロム『愛するということ』