「わたし」を分かち合いたい。

智慧を生きる人。自由気ままに絵を描くように、その命で智慧を表現する。“智絵”の名の通りに生きる。

モノとワタシ

 

 

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最近、なんだか物欲が出てきた。

と言っても、以前のような物欲とはまた少し違ってきている気がしているのだけど、気のせいだろうか?

 

 

「モノ」を集めながら

「ワタシノカケラ」を集めている

 

 

そんな感覚なのである。

 

 

リサイクルショップで偶然見つけた電話台

水の波紋を模ったガラスの器

1912年代のアンティークのティーカップ

ニトリの大きな白いお皿

 

 

最近買ったモノたちを振り返ってみると

どれもこれもテイストも、値段も全部バラバラ。

でも、なんだか自分の中では共通点があるみたい。

 

 

それは、「ワタシ」を後押ししてくれているという点なのかもしれない。

 

 

 

たとえば、最近買った電話台。

偶然、リサイクルショップで見つけたもので、決して高いものではない。

しかも今までだったら、あんまり選んでいないようなデザイン。

だけど、なんだか惹かれた。

 

 

 

何に惹かれたのかというと、その佇まい。

シンプルであり、上質。

飾り立てていないのに、らしさを感じる、すっきりとしたフォルム。

木のぬくもりだけじゃなく、人の手を渡って大切にされてきた歴史と物語がある感じ。

けれど、決してその物語を生きてるんじゃなくて、今を生きている凛とした在り方。

 

 

 

「モノ」を通してわたしが感じるその感覚が

日常のあれこれで埋もれてしまいそうな「ワタシ」の輪郭をより浮き彫りにさせる。

本来の「ワタシ」の感覚を後押ししてくれる。

 

 

 

そんな「モノ」たちとの暮らしを愉しんでいこうと思う。

そんな「モノ」たちに囲まれて、なんだかじんわりとしっくり感が増している今日この頃。